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2014年07月29日 ニュース
  • *要旨:世界的な金融緩和で、膨張した投資マネーが南欧やアフリカ等の利回りの高い低格付け国債に向かっている。低金利の先進国の国債(米国10年債2.5%、ドイツ1%、日本0.5%)から不動産投資信託(REIT)へ、それらが買われ価格上昇(利回り低下)すると低格付け社債(ジャンクボンド)や新興国の国債へ投資資金が向かっている。
    高利回り投資に対し、米国FRBのイエレン議長やIMFの幹部は「低格付け社債などの価格が高すぎる(買われ過ぎ)」と警告を発している。

    *金融商品は買われ過ぎで、世界的に金融バブル状態になっていると思われる。日本でも同様である。銀行が財務基盤の弱い企業へ融資を渋り、証券会社や投資ファンドに資金が流れた結果の金融バブルである。(日銀の国債大量買いも大きく影響している)金融バブルは必ず崩壊する。理屈以上に価格が上がったものは、必ず妥当な価格に下がるのが資本主義経済(市場)の原理(需要と供給のバランス)である。

    *本来、銀行は資金を必要としている企業への融資を、積極的にリスクを取って実施すること、すなわち企業の新規事業や業績向上に向けた行動に対し、その内容を吟味し将来の成長に対し自己判断によるリスクで融資すべき社会的な使命があると考える。
    また企業も、自己資金があるなら、本業の改革あるいは新規事業や新分野開拓などの事業へ向けた投資をすべきである。企業家は間違っても不動産や金融商品等へ投資し、その値上がり益で儲けようなど、企業家精神からかけ離れた行動に走ってはいけない。

    *売上不振でじり貧な場合、資金調達しようにも銀行からの融資が困難という状況もよくある。赤字に陥り、資金繰り悪化の場合の資金調達はかなり困難である。この場合の打開策は、①事業再生(事業の再構築=リストラクチャリング)、②ビジネスモデルの見直しによる新分野開拓、新規事業の構築・事業化等、今後の黒字化を見据えた経営改善計画や事業計画の策定とその具体的な実行である。
    これらの行動なくして、銀行は融資を簡単にしてはくれない。富士マネジメントは企業の新たな成長に向け、事業再生やビジネスモデルの見直しによる新たな事業の創造等を支援致します。