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業績拡大の為の新規事業の重要性

一般的に、新規事業の立ち上げは敷居が高く、
また、すぐには成果を出しにくいものです。
それは、既存部門のコストダウンや経費節減などを進めることの方が
短期的には少ない労力で売り上げアップを達成できてしまうからです。

しかし、そうした短期的な戦略は当然、競合他社と方法が似通ってしまいます。
ある程度、そうした戦略を進めていると、打つ手がなくなってきます。
したがって、重要なのは短期的に既存の収益部門の売上アップを目指しながら
中長期の成長を視野に入れた布石を打つ事といえます。
そして、その布石が新規事業への取り組みなのです。

新規事業、立ち上げの効果

新規事業の立ち上げの効果は、売り上げ増加だけにとどまりません。
新規事業に取り組むことは、会社全体の活性化につながります。
まず、若手社員がやる気になり、それに触発されベテラン社員も奮起しだします。
さらに新聞・雑誌など、メディアにそうした事業が取り上げられるようになると
既存の取引先からも「最近、御社で面白いことをしていますね」と声を掛けられ
取引の関係をより深めることが出来ます。

このように、新規事業に取り組むことで、事業そのものが
すぐに価値を生まなくても、その事業が注目を集めることで
会社全体のイメージ向上につながり、既存の事業にもいい影響があるのです。