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広告宣伝費見直しでコスト削減

削減の対象になりやすい広告宣伝費

経費削減が決まると、最初にカットされることが多いのが広告宣伝費です。
広告宣伝費は、商品やサービス、社名や企業概要などを広く一般に告知し、
さらに売り込むために行う広告宣伝活動にかかる費用全般を指します。
具体的には、テレビや新聞などのマスコミ向け広告費、カタログ・チラシ・ポスター・
看板、社名入りカレンダーや手帳、サンプルなどの制作費、販促キャンペーン費などです。

広告宣伝費削減で注意したいこと

広告宣伝のコスト削減のためには、現在出稿中の広告効果を今いちど見直し、
もし訴求の方向性にズレが生じていれば修正すべきですし、効果が目標に
遠く及ばないようであれば、広告戦略を再検討する必要があります。
広告の費用対効果の検証は最も重要です。
この場合は、あくまで売上や利益貢献度などが具体的な数値で達成できているかで
評価します。
また、予算減額を真っ先に行わないように注意しましょう。
「これまで広告宣伝費は○○万円だったが、○万円に減額するからその中で何とかしろ」
などとすると、その○万円の内訳に意識が集中してしまい、広告宣伝効果も売り上げも下落、
という最悪のパターンを招きます。

広告宣伝は自社内で

広告を広告代理店に依頼すると、販促費というコストが発生します。
また、代理店は広告のプロとしての感覚や経験が先行し、場合によっては要望に反した企画が
出来上がる可能性があり、イメージ修正に時間や経費が余分にかかることも予想されます。
そこで、自社内で企画・立案が可能なものは、代理店を介さず制作会社に直接オファーすれば、
コストを大幅に削減できます。
意見や要望を制作サイドと直接やりとりしていく中で、企業メッセージがダイレクトに伝わる広告が
完成するでしょう。